建築行脚 姫路〜大阪〜京都
先日、建築士会青年部の研修旅行で世界遺産の姫路城の修復工事の見学に行ってきました。高速道路を使ってのバス旅行で片道560Kmという長い道のりを一泊二日の弾丸ツアーでした。
早朝3:30の出発ということで途中のSAでしばしコーヒータイムです。
お昼ごろに到着し、まずは姫路城周辺の好古園を散策。美しい日本庭園と数寄屋造りの茶室を見学しながら姫路城へと歩きます。
姫路城では、素屋根がかけられ、2フロアが修復工事を見学できるようになっています。EVも設置されておりとても仮設建築物とは思えませんでした。姫路城の屋根の瓦は外され一枚一枚チェックされて取り付けられるそうです。
屋根を見学するフロアから一つ下がったこのフロアでは、壁の部分に窓の痕跡が発見された大天守を見学することができます。窓の痕跡は昭和の大修復時にもわかっていたようですが、当時は発表されなかったそうです。
見学が終了すると、姫路を後にして大阪へ向かい宿泊です。
2日目は大阪を出発し京都へ向かいました。
京都では東福寺の通天橋から真っ盛りの紅葉を鑑賞できました。
近代建築の京都駅も鑑賞です。
清水寺も紅葉が美しくこれぞ日本の美かなと思わせてくれる、景色が随所に見られました。
清水寺の清水坂ではこんな店舗もありました。京都らしさをうまく表現している美しい店舗です。
清水坂から店舗までの細いアプローチはこんな感じで上手に演出されていました。
今回の研修旅行も勉強になる楽しい旅行となりました。参加したみなさんお疲れ様でした。