内観パース  


河口湖の建築工房DEGU 渡邊さんのお手伝いでここ数日間は内観パースの製作に取り掛かっています。河口湖にある温泉宿の内装リニューアルなのですが、純和風ということで内観パースも通常よりも時間がかかっています。私が通常、洋間などの大壁といわれる柱が露出しない内観パースを作成するときは、パワースケッチという内観パース作成ソフトを使用して部屋を造りそこに、窓、ドア、モデリングされた家具を設置し、照明を配置そしてレンダリングで完成。という手順なのですが、和風の内観パースはそのような手順でなかなか行かないのです。まず、和室ということで、真壁といわれる柱が化粧で見えている状態です。そして、床の間などのすばらしい造作があります。壁には長押があり、その上には欄間があり、天井も竿縁天井となっているため、当初パワースケッチにて、製作し始めたのですが、造作部分がそのソフトではうまく書き込めないと判断しました。ここは、DRA-CADにて壁(造作)をモデリングし、パワースケッチにて使用できる形式に変換した後テクスチャーを貼り付け、家具としてパワースケッチで壁を配置してみることにしました。
今までも、オリジナル家具などは、DRA-CADにてモデリングしていましたので、問題はないのですが、4方の壁がうまく取合って配置できるかが作業を進めていかないとわかりません。

う〜ん・・・ない知恵を絞ってなんとかまとめ、完成したらアップしたいと思います。