納まり検討
山中湖は雨が降っています。台風が近づいている影響でしょうかこれから雨脚が強まってきそうな気配です。
天気は雨模様ですが、現場は着々と進んでおり、本日は客室の天井納まりについて、現場にて検討を行いました。
私、設計者とクライアント・施工者・機械設備の現場担当者にていろいろ意見を出し合いながら検討です。ある程度、設計段階で検討を行っているのですが、現場が始まると検討事項がいろいろと発生します。現場監理というのは、設計図通りに出来ているかのチェックはもちろんですが、図面どおりに納まらないところなどを臨機応変に対応し、建基法を守りつつ工程が遅れないように時間をかけずに結論を出すことも大事だと思います。また、今回の施工者は多数の物件をこなしていることもあり、要所要所にてBeterな納まりを提示していただき、助かっています。そんなことで、本日の検討項目は現場にて結論を出すことができました。
バルコニーには手摺の支柱が搬入されています。
角パイプの40×40の支柱を@1000にて取付、ウリン材を横に流す予定です。銀色に光っているのは溶融亜鉛メッキ処理を行っているためです。外部ということもあるのですが、山中湖村は冬は雪が多く道路に塩カリ(塩カル)を多量に散布します。また、テニスコートも多くこちらにも同様に塩カリを散布するのです。以前近くの旅館を訪れたときにバルコニーのスチール手摺がかなり腐食していたので、気になってオーナーさんに尋ねると、同様のことを言われていました。海は無いのですが、以外に塩害がある地域なのです。そんな理由で外部鉄部は、溶融亜鉛メッキ処理を行っています。