バルコニー手摺取付 ウリン材


山中湖の宿泊施設の工事は、バルコニー手摺の横ルーバーが取付され始めました。金属の外壁とは対照的な、木製のルーバーを検討していたので、今回もウリン材を採用しました。ウリン材のジョイント部分は合いじゃくりとしています。

幅90ミリ×厚み20ミリのウリン材を45㍉程度の間をあけて取り付けています。紺野尻の家のカテゴリーでも紹介しましたが、とにかく硬くて重い木材なので、取り付けが少々大変です。取り付けは、まずビス留めの前に穿孔してからとなるので手間は2倍かかりますが、その分無塗装とすることで予算を調整しています。なにより外部に使用するので耐久性があることが採用の一番の理由です。

内部では、3Fのボード貼がほぼ終了し、各客室の床下地が施工され始めました。コンクリートのスラブの上にフリーフロアーを施工し廊下の床より100ミリ上げて、カーペットやタタミの仕上げとなります。