土台廻し


竜ヶ丘の家では、本日より土台廻しに入りました。土台の材種は米ヒバの120×120としています。

土台を並べてアンカーボルトの位置に墨付けを行います。

墨付けをした部分にドリルをあて

こんな感じで穴をあけます。
基本は1820ミリ間隔にアンカーボルトは配置されているのですが、一般部よりも負担が多くなる耐力壁の部分にさらにアンカーボルトを設置しているためアンカーボルトの本数も多くこの作業も一苦労だと思います。

穴あけの作業が終わると、土台の下に敷くパッキンの設置が始まります。

これは浴室などの部分で気密パッキンとなっています。

こちらは通気用の基礎パッキンです。細かいスリットがありここを空気が流れて床下を通気します。

土台が設置されボルトを締めていくと、気密パッキンは抑え付けられて2ミリ程度となり一般部の土台の高さとそろうようになりました。

土台のジョイント部分では、女木を押さえつける男木側にアンカーボルトを設置し、引き抜きに対応しています。
これも事前にプレカット図をチェックし、ジョイント部分を確認したところで作成しておいた基礎伏図のアンカーボルトの位置を訂正したり追加を行い、基礎のコンクリート打設前に指示を行うことでこのように狙い通りの施工となります。
さて、いよいよ明日、明後日と建て方です。棟梁の雄一君を筆頭に大勢の職人さんが手伝ってくれる予定です。
美しい木組みができるのを想像するのもまたいいものです。