冷媒管・ドレイン管


山中湖の宿泊施設は客室のエアコンの配管などの工事が進んでいます。冷媒管とドレイン管を天井裏から間仕切りの中に引き込み外部へと抜いています。

ユニットバスの中にある換気扇のダクトもまた、天井裏を通し大梁とカーテンボックスの隙間をぬって外部へと取り出しています。

そしてバルコニー側の外壁には、上部にダクトの開口、下部に冷媒管とドレイン管がそれぞれ見えています。ダクトの開口部分にはウェザーカバーが取り付けられ、冷媒管とドレイン管部分にはエアコンの室外機が設置されます。
また、バルコニーの床下地が打設されました。
今回バルコニー先端に立ち上がりがありません。通常は先端に立ち上がりを設けて雨水はバルコニーの中でドレインなどで処理をするのですが、山中湖は寒冷地なため、バルコニー内に水をためておく事は、凍結による床の破損が心配されるため、クライアントの要望で、雨水はそのまま外へ流す(いわゆる垂れ流し)としました。外壁が汚れやすいのですが、外壁をガルバリウム鋼板の濃い色とし、汚れが目立ちにくいよう配慮しています。